残価設定型クレジットの車両買取保証の条件(各メーカー別)

残価設定型クレジットには車両返却・買取保証についての条件が各自動車メーカーにて設定されています。

その条件を満たさない場合は、別途精算金の発生や最悪の場合は返却不可となることもあるので注意が必要です。

各メーカー毎の条件設定を確認してみましょう。

 

■HONDA[車両返却によるお支払いの条件]

車両返却時の(財)日本自動車査定協会の基準に基づくカーチェックによる内外装に関する減点が100点以内、かつ月間走行距離1,000㎞以下が条件となります。

この条件を超えた場合、内外装に関する減点1点につき1,000円、走行距離1㎞につき下記金額がお客様のご負担となります。

また違法改造や事故の修復歴があった場合は別途規定の精算金額をご負担いただきます。

(月間走行距離は1,500㎞もお選びいただけます。その際、最終回のお支払金額は変動します)

【1kmあたりの負担額】)

  • N-BOX、N-WGN、バモス=5円/km
  • フィット、フリード、ヴェゼル、グレイス=6円/km
  • ステップワゴン、CR-V=7円/km
  • オデッセイ、アコードハイブリッド=8円/km

*引用元:http://www.honda.co.jp/HFC/zankure/

 

日産【車両買取保証の条件】

日産残価設定型クレジット条件

*引用元:http://nissan-credit.com/bvc.html

 

スズキ【自動車お取引の条件】

「かえるプラン」は次の特約書の規定内であれば、最終回のお支払いをすることなくスズキ新車へのお乗り換え、または自動車の返却が可能です。

  • 新車の場合、3年間の走行距離が40,000km以内。中古車の場合、3年間の積算累計走行距離が40,000km以内
  • 自動車の査定による減点(走行距離を除く)が50点(50,000円相当)以内
  • 過酷な使用(レース等による過酷な走行等)や違法改造がないこと
  • 法令およびスズキが指定する点検・整備を受けていること
  • 当該自動車に係る契約期間中の自動車税(軽自動車税を含む)をお客様がお支払いされていること

1・2に関しては、上記の規定を超えた場合でも差額をご清算いただければ、スズキ新車へのお乗り換え、または自動車の返却が可能です。

*引用元:http://www.suzuki-finance.co.jp/credit/kaeru-plan/kaeru-plan_36/note_36/index.html

 

トヨタ

おクルマの状態が事前に定めた規定内であれば特にお支払いはありません。

購入時にあらかじめ取り決めておいたお支払い最終回時のおクルマの状態をいいます。

主に走行距離と内装・外装を確認しますが、確認ポイントは販売店によって異なりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせください。

*引用元:http://toyota.jp/request/payment/zanka/qa.html

 

【まとめ】

トヨタ以外の自動車メーカーは、細かいところまで条件について確認することができます。

ホンダの条件設定でみると、距離の超過については「5円~8円(別途消費税)/1km」という計算になっています。

それだったら、1万Km超過でも5万円~8万円(別途消費税)くらいの試算になります。

これが高いか安いかは一概には言えませんが、その金額を支払わないと買取りしてもらえないのであれば払わざるを得ません。

また、日産の条件をみると「精算可能上限」という設定があるので、その上限を上回ると精算すら出来ずに買取りしてもらえなくなるということになります。

詳細については各自動車メーカーで違うようなので、細かく確認することをオススメします。

また、最新の情報については必ず各自動車メーカーの公式サイトかリンク先のホームページをご確認下さい。

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次