車を購入する場合、購入資金は一般的に自動車ローンを組む方が多いです。
自動車ローンの借入先としては、
- 都市銀行
- 地方銀行
- 信用金庫
- JAバンク
- ろうきん
- ネットバンク
などがあります。
上記の金融機関でお金を借りる最大のメリットは、
金利が安い
ということです。
金融機関によって金利は異なりますが、年利2%~4%の金利設定が多いです。
金利が安い自動車ローンはこちら>>低金利の自動車ローン
保証料も必要なしの場合多く、返済総額を抑えることができます。
一方で、これらの自動車ローンとは別に、
- キャッシング
- カードローン
などでお金を借りる人もいます。
キャッシングやカードローンは、ちょっとお金に困っている時に利用されたことがある方も多いと思います。
中には自動車ローンの購入資金として利用する人もいるんです。
例えば、有名な金融機関でお金を借りた場合は下記のようになります。
【借入れ例】
・借入額:2百万円
・返済期間:3年
・金利:年率3%
の条件でお金を借りると、
・利息:93,847円
・総返済額:2,093,847円
となります。
でも、これってSMBCモビットの最低金利で返済シミュレーションした場合なんですよね。
SMBCモビットの金利幅は、年率3.0%~18%です。
最高金利の18%で返済シミュレーションしてみると、
・利息:602,972円
・総返済額:2,602,972円
と、目が飛び出るほど利息が増えてしまいます。
200万円借りて利息が60万円って、腰が抜けそうになります。
でも、違法でもなんでもなく、ちゃんとした金利設定だから問題ないんです。
ところで、SMBCモビットで自動車購入資金を借入れする場合は、どの金利が適用されることになるのでしょうか?
一般的に初回借入れは上限金利が適用される
初めてキャッシング会社でお金を借りる場合、適用される金利は上限金利となる可能性が高いです。
その金融機関で返済実績がない場合は、上限金利からスタートすることが多いのです。
本来は審査を受けたあなたの信用力で金利設定がされるのですが、キャッシング会社やカードローンでは返済実績が重要視されます。
少額の借入れ&完済を繰り返せば返済実績は作れますが、時間も掛かるし必要もないのにキャッシングするのも嫌ですよね。
それに金利が高いだけでなく、借入れ希望金額を満額借りられるかどうかも微妙です。
キャッシングには初回限度額が設定されていて、大半は10万円~20万円です。
自動車購入資金としては、まったく足りない金額です。
与信限度額が大きい場合は金利設定が安くなるかも?
利用限度額によって、金利設定が変わってきます。
しかも限度額に応じて下限金利~上限金利の設定があるので、その範囲の中で上限金利が適用されることが多いです。
それと注意してほしいのは、「借りたい金額=利用限度額」ではないということです。
金融機関はあなたの「年収:職種:他社借入額」などを審査して、お金を貸せる金額を設定します。
その金額が、利用限度額(与信限度額)です。
なので、あなたが100万円を借りたいと言っても、金融機関が「限度額:50万円」と決めてしまえばそれ以上借りることはできません。
実際に申し込んで審査を受けてみないと、この与信限度額は分かりません。
これは銀行などの自動車ローンでも、申し込まないと借入限度額や確定金利が分からないのと同じです。
キャッシングやカードローンを利用する場合
このようにキャッシングやカードローンは初めて利用する場合は、
- 利用限度額が低い
- 金利が高い
など、銀行などの金融機関で自動車ローンを借りるよりもデメリットが大きいです。
そんなキャッシングやカードローンを利用した方がいいケースもあるんです。
例えば、
故障修理など、緊急の少額を借りたい
という場合です。
キャッシングやカードローンのメリットは、急な資金繰りに対応できるところです。
早ければ申込み後に即日でお金を借りることができます。
金利は高くなりますが、借入額が20万円なら「金利18%&返済期間6ヶ月」で利子は10,630円です。
これならなんとかなりそうですよね。
自動車本体を購入するような大きな金額の借入れには不向きですが、緊急を要する出費には向いています。
銀行などの金融機関で申し込むと、審査を含めて借入れまで1ヶ月くらいは掛かってしまいますからね。
審査が厳しくて審査落ちするかもしれませんし。
このように借り入れの用途に応じて、借入先を変えてみましょう。